夢見る空芯菜

映画おメモ

12.しあわせの隠れ場所

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2009 監督:ジョン・リー・ハンコック  原作:マイケル・ルイス

やすくんがめちゃめちゃ泣いた映画と言ってたので観てみました。これね、本当にいい映画だった。小さい頃にホームアローン観た時の気持ちみたいな。(たぶんSJをみてて思い出したんだけど。おませで金髪白人の男の子=ホームアローン)いつも悪い人や怖い人がいっぱい出てくるような映画を好む私は、ずっとそわそわしながら観ていたんだけど、よくしてくれる人が実は悪い人っていう展開もなく、いい人はいい人。悪い人は悪い人というとてもわかりやすくて好きなお話だった。なんか金八先生みたいだなぁ。なんといってもママが最強に素敵だということ。家族もね、嫌な子なんて誰もいない。これって育て方や両親が本当に素敵な人だからだと思う。強くて芯がある。家族パワーも最高なんだろうな。普通だったらね、いくら家族同然にしていても事故が起きて自分の息子が怪我したらすこし黒い気持ちが出てきてもいいのに。素敵だな。あんな人になりたいよ。かっこよかった。あと好きだったシーンが、家庭教師の先生にね、テネシー大学のフットボール場の下に遺体の一部が埋まってる話を聞くところ。こわいんだよねぇ。子供には本当に。死人の手につかまれちゃうかも~ドロドロドロ~!そしてマイケルが笑うととっても嬉しくなった。そこで思ったこと。私は表情が人よりも乏しくて笑っているつもりでも人の半分も笑って無いことが多いようで、まぁ普段知らない人からは、困っているか怒っているかどちらかだと思われることが多いのだけれど、好きな人や友人に、君が笑うと嬉しくなる。と、ぐっと仲良くなった時に言われる事があって、あぁみんなこういう感じなのかな、と思ったりした。

普段ならタイトルで観ない~ってなりそうなもんだけど、善意ばっかりの映画でヒューマンドラマっていいなぁと思いました。マイケルの勲章ブローチ可愛かった。私も誰かを応援する機会ができたらあの勲章ブローチを作ろう。

そしてわたしはラグビーの事を考えるとこのバナナブレッドの事を想ってしまいます。友人がラグビーボールみたいなバナナケーキあるんだよ!と言って横からポンと投げてきた時は衝撃でした。そしてとてもしっとりおいしい。ああ食べたいな。そして投げたいな。

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