夢見る空芯菜

映画おメモ

22.101日

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2010 監督: ネヴィオ・マラソヴィッツ

6組の夫婦が6ヶ月間一緒に生活し、プライベートを全て放送されるという企画のTV番組に参加する。最後の何ヶ月かはTV局から指示も無く完全に閉じ込められて生活している状態となる。期限が来てTV局からメッセージが流れるがそこで衝撃的な事実がわかる。

ネタバレ含みます。友達に面白映画いっぱい貰ったのでその中のひとつ。ジャケットを観ずに観はじめたので、なんだかよくわからず、サバイバーだとか、インシテミル?みたいなリアルな番組みたいな題材の何かかな、とか思いながら取り合えず観ていましたが、とにかく時間が過ぎるとともに不穏。じわじわ怖くなる。だんだん色々わかってくる。ジャケットには生き残った6人とあるので、アレですが、映画は時系列が上手い具合にシーンで分けられていて、人類滅亡するかどうかは最後までわからなかった。そんな予感がしただけ。そして色々レビューをみましたが、そうですね、人類滅亡した後の話ではなく、滅亡するまでの話。これたぶんジャケットが良くないのではないのかしら?滅亡するかわからないほうがいいよね絶対。そういう風にちゃんと作られているし。最終的にはバッドエンド。なのかな。私的にはバッドエンドだったのだけど、いやな気持ちになるようなバッドエンドではなかった。他の国に逃げればいーじゃん!と思ってた私は参加者に知らせないで放送をつづけるという方向性に疑問を感じていたのだけど、最終的に核戦争で滅亡だったらよかったのかな。人類が滅亡しなかったという点では。でもあのシェルターで生き残れるのだから他にも生き残った人いそうだね。それにしたって大体洋画はアメリカだと思っちゃうからずっとアメリカの映画だと思っていて、紛争とかが起きてもなんで動じないの!?と思っていたのだけどクロアチア映画だった。そしてクロアチアの治安についても全く知らなかったのだけど。そしてクロアチア語読めなくて家の絵に描いてあるのを翻訳してみたのだけどそれでもさっぱりでした。