夢見る空芯菜

映画おメモ

16.さよなら渓谷

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2013 監督:大森立嗣 原作:吉田修一 

ご近所の子供が殺されて、隣の家の女性が逮捕された。真木ようこの旦那さんがその逮捕された女性と不倫してるのでは?と共犯の疑惑をもたれて。そこから2人の隠された不穏な過去に遡っていく。

なんでこの映画を観ようと思ったのか全然思い出せません。想像できるのは真木ようこが美人だからとかそういう理由だと思います。「渓谷」といえば長野県に山と渓谷という喫茶店を10年前くらいに友人に紹介されてずっと行きたいと思ってることを思い出しました。

渓谷とは。。山にはさまれた、川のある所だって。不穏なのに穏やかな映画だった。穏やかじゃないのは大森南朋のお腹くらいね。というかお腹にびっくりして、本当に大森南朋なのかなと思って途中で調べちゃったよ。大森南朋だった。なんか安心しちゃうよ。大森南朋があのお腹。そうだそうだ三浦さんが出ていた。三浦誠己さん。芸人さんだった頃に劇場でよく観ていました。かっこいいね。

なんていうかこの映画。罪の償い方ね。良く思うことは悪いことをして、被害者のほうが何倍も何倍もやり返すともうどちらが悪いのかわからなくなっちゃう。原因を作ったのは加害者だけど、角度によっては被害者も加害者に見える。なんかこういう二人の世界で完結しているお話、好きですよ。