夢見る空芯菜

映画おメモ

25.土竜の唄 潜入捜査官REIJI

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2014 監督: 三池崇史 原作:高橋のぼる 脚本: 宮藤官九郎

ただまっすぐで正義感だけは誰よりも強い。ちょっとおばかさんな問題児の警察官礼二。その行いから警察をクビになる。が、一応表向きはクビだが潜入捜査員として、ヤクザへの潜入捜査を命じられる。そこで出会い、繰り広げられる善と悪、男と男のお話。

礼二は捜査しているのだけど、ちゃんといい人悪い人を判断しているのよね。本能的にも。ヤクザ=悪人と見ないところが素晴らしい。というか"男"かどうか、とか生き様とかのが大事なのだな。礼二の良いところは思い悩む場面はなかっただけかもしれないけど、身も心もヤクザに染まっていくのに、迷ってる暇はないからくよくよ考えたりせずとにかく突き進め!!みたいな思い切りの良さが本当に気に入った!善と悪については、警察もクレイジーパピヨンも同じこと言っていて、警察=正義 ヤクザ=悪人 という価値観はその辺に置いといて楽しめる映画だったと思う。クレイジーパピヨンって何回も言いたい!!映画の作り方が漫画みたいにコミカルでテンポよく面白くって、すごいなぁ〜と思っていたらクドカン脚本だったのね!やっぱりすごい最高だ。この映画を観るにあたって知っていた情報は関ジャニさんの「キングオブ男」が主題歌ってことだけだったので、MVの雰囲気を想像していたのでチンピラ風味な輩がたくさん出てくるのかと思いきや、みんなすごくかっこいいスーツなどを着ていたよ。クレイジーパピヨンの蝶々柄のスーツすごくいけてた。そして、生田斗真くんは歌が好きなのにCDデビューしていないのだから、「関ジャニ∞生田斗真が!」ってな具合で企画もので「キングオブ男」を歌えばよかったのに。なんておしゃべりしたりしていたのだけど、エンディングで生田斗真くんが歌ていて、ああ〜良かったねえ。ほっこり。としました。(でもCDは出ていないのね。なぜ!)

地獄でたこ焼き焼いて待っとるで〜!