夢見る空芯菜

映画おメモ

18.メリーポピンズ

f:id:mousugunikuman:20150218180821j:plain

1964 監督:ロバート・スティーヴンソン 原作: パメラ・トラバース

 厳格なお父さんをもつちょっと裕福な家庭のおてんばな娘と息子にメリーポピンズが乳母としてやってくる。魔法使いのメリーポピンズはすぐに子供の心を掴んで色々な所へ連れていってくれる。

 なんとなくは知っていたのだけどファンタジー要素満載なのかと思いきや、メリーポピンズが魔法使いってだけでわりと現実的なお話だった。少し前にウォルト・ディズニーの約束を観たのでメリーポピンズも観なきゃ!と思って観ました。順番が逆だしなんだかなぁと思ったけれど、たぶん先にメリーポピンズを観ていても、もう一度見返したと思います。とにかくね、メリーポピンズが可愛くて可愛くて、言葉遣いも仕草も全てかわいい。完璧なメリーポピンズ。動物と仲良しなところがもう好きだよね。そして人間に限らずペンギンにまでもモテる。メジャーで子供の性格もわかるし、亀さんにも乗れる、絶対寝ないでねっていう子守唄を歌う、階段を座りながら登るとか、ディズニーランドを思い出すよ。(あんな動きの乗り物なかったけ?)ゴブラン織のかばんの事をじゅうたん製というし(ゴブラン織の事はそう呼ぶことにする)。わたしが好きと思ってた曲(競馬の時の曲)、スーパーカリフラジスティックエクスピアリドーシャス!ってメリーポピンズが教えてくれる魔法のおまじないだったんだね!「supercalifragilisticexpialidocious」てやけに長い英単語だなぁと思ってたんだよ!納得!悲しい時にも楽しい時にも言うことにするね!この映画、観てて誰に感情移入する、とかはあまりなくて、ただ子供にかえった感じで、うわーい!きゃ〜!!ってただただ楽しくて歌って踊っちゃう!!みたいな気持ちになった。心が躍るってこういうことだね。ディズニーランドにいる気持ちと同じだなぁ。でも最後の最後まで父の職が気になるなんて大人になったもんだなぁと思ったりもしました。そして、ウォルト・ディズニーの約束を観てしまったからか、切なさは残りました。でもそれも含め、すごい素敵な映画だった!ラムパンチ!